トイレつまりの原因は日々の利用方法?
トイレつまりの原因と聞かれたら何を思い浮かべますか?
「何か物が便器内に落ちてつまりが発生するのでは」と思い浮かべる人は多いかも知れません。確かに玩具やハンカチなどが誤って落としてしまい、排水口を塞いでしまうことも考えられます。ですが、実際はつまりの原因としての頻度は少ないです。
では、どのような原因がつまりを引き起こすかというと、日々の利用方法にあります。
普段の利用の中にトイレつまりの原因は隠れています。
いくつかご紹介しますので、心あたりのある方はお気をつけ下さい。
トイレットペーパーは適量で使用していますか?
お尻を拭くのに使用するトイレットペーパーは、一回でどれぐらいの長さを使用しますか?ミシン目(切れ目)を起点に考えますと、8ミシン目が平均的な使用の長さと言われております。
これは日本トイレ協会が発表したデータでありますが、8ミシン目=80センチほどになります。
もし、これ以上の長さを使用した場合、トイレットペーパーが水に溶けるのが遅くなりやすいです。この状態で朝の時間など家族が連続して利用することで、溶けずに残ったペーパーが便を絡め取りつまりを発生させる場合があります。
日々のトイレットペーパーの使用量がつまりの原因になる可能性もありますので、8ミシン目より多く利用していると実感がある方は、少し使用量を減らすなどお考えください。
水に流せるシリーズを過信していませんか?
市販されている商品にはトイレで流せる○○といった物があります。代表的なのは、
これらは水に溶けやすい素材を利用しているので、便器内に流しても問題ないとされていますが、トイレットペーパーと比べると溶け辛く、排水管内が汚れていると絡みつき水の流れを堰き止めてしまう可能性があります。
水に流せますが、少しでもつまりのリスクを減らすのなら、可燃ゴミとして処分しましょう。
水に溶けない物を流す
トイレットペーパーのストックが無くなり、普通のティッシュをペーパー代わりに使用することは大変危険ですのでお控えください。ティッシュは水に溶け辛い素材で作られています。水に濡らしてみると分かりますが、濡らしても繊維はなかなか千切れません。そのようなティッシュを便器に入れ水を流せば排水口を塞ぐ原因になります。
ティッシュ以外でも水の溶けない素材は流さないようにお気をつけ下さい。
まとめ
いかがでしょうか?普段のトイレ利用で心あたりはありませんでしたか?
もし、改善できるのであれば、今日から実践してみましょう。少しでもトイレつまりが起きないよう、日々の利用方法を見直してください。
トイレの水が止まらない時の対処方法
「トイレの水がレバーを下げてもいないのに流れ続ける・・・」
「タンクから水が溢れた!」
このような経験はできればしたくありませんが、実際にこのような水が流れ続けることで起きるトラブルはあります。
これは、トイレ設置から10年以上経っているご自宅ですと発生しやすいです。この状態を放置することは水道代が高くなりますので、できれば早く対処しましょう。トイレの水が止まらない時の対象方法をお教えしますので、まずは実践してみましょう。
止水栓を閉める
止水栓とは便器やタンクに水を流す際の始まりの部分にある栓です。「どこにあるの?」と思われた方はタンクもしくは便器から伸びている給水管を辿ってください。壁か床に繋がっているかと思いますが、その付け根が止水栓です。
止水栓はタイプによってことなり、羽の様なツマミがあるものと、マイナスドライバーが差し込めるような窪みが頭頂部にあるものが一般的です。
ツマミを右回りに回すと水の供給が止まります。窪みがある止水栓なら、マイナスドライバーを差し込み同じく右回りに回すことで供給が止まります。
もし、ご自宅で使用している便器がタンクレストイレで止水栓が見当たらない時は、便器横を確認してください。便器の側面が取り外せるようになっているかと思います。外すと止水栓が格納されてることが一般的ですので先程紹介した方法で閉めてください。
これでトイレへの水の供給は止まります。ただし、この状態ではトイレを利用することはできませんので、修理の依頼を急ぎしましょう。
元栓を閉める
トイレ内にある止水栓がもし見つからなかった場合は元栓を閉めましょう。元栓は家全体に水を供給する始まりであり、この栓を閉めることで家全体への水の流れが止まります。ですから、洗面所やキッチンなどの水場でも水が流れなくなるので、もし他の場所で水を使う必要がある際はできれば用を済ませてから実施するようにしましょう。
元栓は戸建てとマンション・アパートによって設置場所が違います。戸建ては宅地内の地面にあることがほとんどです。地面に小さいドアがありますのでそこ開けると元栓がしまわれています。バルブを右周りに閉めることで水の共有が止まります。マンションやアパートは玄関横のパイプシャフト内にあることが一般的です。同じくバルブを閉めましょう。
まとめ
今回は水の供給元を止める対処方法をお伝えしました。
トイレの水が止まらない原因は「タンク内」「便器内」「タンクと便器を繋ぐ管」の3点のどこかで不具合が起きています。素人ではどこが原因なのかは分かりませんので、なるべく早めに水道屋本舗へご相談ください。
ウォシュレットの取り付け方法
まだご自宅のトイレにウォシュレットが取り付けられていないお客様も多いのではないでしょうか?
新築を建てる際はあまり気にしなかったトイレ周りも、いざ使用してみれば「もう少し考えてみても良かった」と、後から後悔が生まれるのがトイレ周りの設備です。ただ、ウォシュレットはいつでも取り付けができますので、必要になりましたら購入し取り付けましょう。ウォシュレットの取り付け方に関しまして簡単にご紹介します。参考になりました幸いです。
ウォシュレットを取り付ける前に
ウォシュレットを取り付ける前に必ず確認することがございます。それはトイレの寸法です。家具を置くのと同じように、ウォシュレットを取り付ける周辺のサイズをしっかり把握しなければいけません。
確認する寸法は以下の通りです。
- トイレの広さ⇒便器から壁までどれくらいあるのか
- 便器のサイズ⇒ロータンク式と隅付きロータンク式で寸法の測り方が違うので注意が必要
- タンクの位置⇒便器に対してタンクがどの位置にあるかを知る
- 止水栓とロータンク間の寸法⇒止水栓とロータンクが近い距離にあると、取り付けが困難になるケースがある
これらの寸法を確認し、家電量販店や電気屋さん、もしくは通販などを利用して購入しましょう。
ウォシュレットの取り付け方
ここから先はお客様自身で取り付けを行う際の簡単な流れの解説になります。
購入された機種ごとに詳細な取り付け方は違いますので、説明書を見ながら取り付けましょう。
- 1.便座のナットを取り外し、便座を取り外す
- 2.固定プレートを取り付けて、ウォシュレット機能付きの便座をはめ込みナットを締める
- 3.止水栓よりウォシュレットへの給水ホースを取り付ける
- 4.完成
4つの手順で簡潔に紹介しましたので、簡単な作業に見えるかもしれません。ですが取り付け作業は意外と大変です。
大変なポイント
- トイレの空間が狭いため、取り外しやナットを締めるなどの作業がしづらい
- ロータンクと止水栓の繋がり方を把握しないと間違った取り付けになる
- 止水栓を止めて作業するなど慣れない工程が多い
- 止水栓から給水管を取り外し、分岐金具を取り付ける必要がある
ウォシュレット取り付け初心者であれば、これらの大変なポイントが説明書を見ていても分からなくなることが多いようです。
特にロータンクと止水栓の繋がり方はご自宅によって違いがあるため、必要な作業と不要な作業も出てきます。理解できずに進めると正常な取り付けにならず、水漏れなどの不具合発生に繋がります。
また、取り付けができたとしても、ウォシュレットは電化製品の為、電源を繋ぐコンセントなどがトイレに無ければいけません。トイレにそのような設備がない場合はお客様自身でウォシュレットの取り付けができないと考えましょう。
いかがでしょうか? 一見簡単にできそうなウォシュレットの取り付けですが、人によっては大変な作業になります。射水市でウォシュレットの取り付けも行う水道屋本舗LPでは、お客様のご要望に合ったウォシュレットをご提案し、そのまま取り付けまで行います。寸法を測ったり、電源の位置など細かな下調べは一切必要ございません。
ウォシュレットの取り付けにご不安がございましたら、プロにお任せください。